冬場こそ水分補給を行いましょう‼ (繰り返す筋肉の痙攣が気になる方に)

こんにちは。高松市元山町琴電元山駅近くにあるわかくさ整骨院高松院の西山です。

 皆さん、普段から水分補給されていますか?冬場になるにつれて普段の水分補給の量も減少してしまう傾向になってしまいますよね? 冬場にも水分不足から脱水になる事も多いんです。今回、何気なく飲んでいる水分について、また水分補給の重要性について書いていきます。


1水分について
2水分補給のメリット
3水分補給を怠るとどうなる?
4水分補給のポイント(水分補給に向き不向きな飲料水)

この流れで書いていきますのでよろしくお願いいたします。
 

1水分について

 人間の体は何でできているかご存知でしょうか?人間の体は個人差はありますが、成人の場合体重の50%~70%を水分で占めています。この水分量は加齢に伴い減少し、新生児の時は70~80%だったものが高齢者では50%程度まで減少してしまいます。

水分の役割として
・体温調整
・筋肉を動かす働き
・血液として栄養素を全身に運ぶ
・汗や尿として老廃物を体外に排出
 などさまざまな重要な役割を担っています。

 また、成人の場合1日に必要な水分量は約2~2.5ℓで食事で得られる水分が約1.2ℓとなるので残りの約1.3ℓは水分補給が必要となります。また運動を行った場合は余分に水分補給する必要となります。
 

2水分補給のメリット

メリット

・喉の渇きを潤す
・新陳代謝の促進
・むくみの緩和
・体の中の老廃物の排出(デトックス効果)
・排泄回数の増加
・ダイエット効果が期待できます。

 また、体調不良の予防や気温の変化にも対応できるようになったりと水分補給を習慣づけることは、体調管理や肩こりや疲労感などの疲れがたまっている方にもお勧めな習慣になります。水分補給を行うことは人が生きていく上で欠かせないことで水分補給を行うことは必要不可欠ということになります。


 

3水分補給を怠るとどうなる?

 体内の水分は尿や汗として日々失われます。1日に失われる水分量は尿や便として約1.3ℓ皮膚からの蒸発分が約1ℓ合わせて約2.3ℓにもなると言われています。体の水分量を維持するためには、この水分量を補給することが重要になります。

 失われた水分を補給しなければ、体内の水分量が減り体にさまざまな不調が現れることがあります。

 一般的に体重の約3%以上の水分を失うと体温調節に影響が出ると言われています。夏場に大量の汗をかいたにも関わらず、水分補給を怠ると健康に深刻な影響を及ぼしてしまいます。(いわゆる脱水症状)

体の水分喪失率で人体にどのような症状が出るか書いていきます。

水分喪失率
・1%  ・・・自覚症状なし
・2~4%・・・運動機能低下、筋力低下、不快感、熱感
・4~6%・・・痙攣、体力低下、疲労、意識障害
・6~7%・・・頭痛、めまい、吐き気
・7~8%・・・高体温、混乱、昏睡、意識混濁
となります。

 血液もその大半が水で出来ていて血中の水分量が不足すると、血液はドロドロ状態になり血流の流れも悪くなります。すると、細胞への水分供給が不足し細胞が脱水状態となってうまく働けなくなります。その状態が続いてしまうと最悪、脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な病気の引き金にもなりかねません。

 また、筋肉の働きにも大きく影響をあたえます。 このことについては別のブログで詳しく説明させていただいてますので下記からご覧ください。

https://wakakusa-t.com/blog/20210903_1408/
 

4水分補給のポイント(水分補給に向き不向きな飲料水)

 普段、皆さんは水分補給の際にどのような物を飲んでますか? 何気なく飲んでいる飲料が上手く身体に吸収されているかご紹介します。 また、ポイントとタイミングについても書いていきたいと思います。
 

①水分補給のポイント

水分補給のポイントやタイミングが分からないという方は多いと思います。簡単ではありますが書きましたので参考にしていただければと思います。

1)起床時、就寝前
2)運動中や前後
3)入浴前後
4)飲酒時
5)のどが渇いたと感じる前に飲む

タイミングとしてはコップ1杯(200ml)の水を1日6~8回に分けて飲むといいです。

後は、水分を意識して飲むようにする習慣づくりが大事になります。 そんなに飲めないと思われる方は少しずつ意識して水分補給するようにして行きましょう。

②水分補給に向き不向きな飲料水

1)水
水分補給をする際にもっとも適しているのは水になります。 なぜなら、水には糖分も塩分もカフェインも含まれていないので、前述に書いた過剰摂取を心配する必要はありません。また、カロリーもないので太ることもありません。日々の水分補給には水がてきしています。

2)お茶

お茶(緑茶)にもほとんど糖分は含まれていませんが、水分補給の為の飲み物として考えた場合には気を付けなければいけない点もあります。緑茶などのお茶にはカフェインが含まれていてます。このカフェインには利尿作用があるため、補給したのに水分を体外に排出してしまいます。ですのでお茶は健康の為や気分転換の為の嗜好品と考えて適量を飲むとお考え下さい。また、コーヒーや紅茶にもカフェインが含まれていますので水分補給を目的にした飲み物としてはおすすめできません。



お茶の中にもカフェインが含まれていないものもあります。 麦茶、はと麦茶、甜茶、そば茶、ルイボスティなど。

僕自身、通年麦茶を飲んでいます。 最近はルイボスティも飲むようになり、整骨院に持参している水筒には麦茶とルイボスティを交互に入れて水分補給しています。
 


3)スポーツドリンク

運動時の水分補給に適した飲み物の1つと言われているのがスポーツドリンクです。スポーツドリンクには運動中に汗として失われるナトリウム等のミネラルやエネルギー補給の為のブドウ糖などが含まれており脱水予防や疲労回復などに役立ちますが運動をしていなくて水のかわりに多飲すると塩分と糖分を過剰摂取することになるので運動中に飲むことをおすすめします。

上記の3つの飲料水を上手く活用して、一日分の水分摂取量を確保していきましょう。


 

最後に

わかくさ整骨院高松院では、問診時や治療中に患者様とのコミュニケーションを取りながら身体の状態や日頃の運動量の話を聞き一人一人に合ったアドバイスをさせていただいております。今回、その会話の中で多くの患者様が水分補給の認識が不十分で上手く水分補給が出来ていなかった為、少しでも患者様のお役に立てればと思いブログを書かせていただきました。 これからも患者様の疑問や質問に対してお役に立てる情報をブログを通じて書いていこうと思っておりますのでよろしくお願いします。


また、ここ最近の気温の変動が厳しくなり身体の不調を訴えて来院される方や筋肉の痙攣が気になる患者様もみられます。 その原因の1つとして水分不足も考えられます。当院では手技治療とストレッチを合わせた治療を行い、筋肉の痙攣の症状の緩和に努めています。また、症状の重い方には実費治療ではありますが鍼治療もご案内いたしますので急な身体の痛みや不調、繰り返す筋肉の痙攣がお悩みも方はお気軽に、当院にご相談ください。 

急な身体の痛みや不調や筋肉の痙攣にお悩みの方は下記のURLからご予約ください。
https://wakakusa-t.com/calendar.php?menu=517

鍼治療をご希望の方は下記のURLからご予約ください。
https://wakakusa-t.com/calender.php?menu=512

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  • 西山浩太

    このブログの記事は「西山浩太」が書きました。

    尽誠学園高等学校→香川介護福祉専門学校→四国医療専門学校
    2004~2011 デイサービスにて生活相談員従事
    2016~2021 外科医院にてリハビリ業務従事

    国家資格
    柔道整復師
    介護福祉士

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